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How to wear 着方


 

皆さんのお家にある着物やそれに関する小物を見直してみましょう。

         ずっと箪笥の奥で眠っていた物たちに、外の空気を味わってもらいましょう。

 

           残念ながら、帯の出番が、ここではないのですが、

           まずは、お着物と、小物から。

           「これ、使えるね!」って、、、

準 備  

✿ 必要なもの

・着物           

・腰ひも          

・スカーフ または 帯揚げ 

・ベルト または 帯締め     

・コーリンベルト 

・全身鏡(姿見)

✿ Things necessary

・kimono

・string

・scarf or  obiage

・belt  or obijime

・korin-belt ※https://www.korin-belt.com/

・full-length mirror


✿ 着る前のお仕度

※決まりはありませんので参考まで

・薄手のニット

・ベスト

・カーデガン

 

・細身のパンツ

・着した時の着物丈に隠れる細身のスカート
  …など

※下物は、余り股上が深くないほうが便利です。

✿ preparation before wearing

※For reference, there is no rule

・sheer knit

・vest

・cardigan

 

・skinny pants

・A slim skirt that hides in the kimono length when worn

 

※ It is convenient for the underwear to not be too deep in the rise. 


✿ アイロンがけ

 ◎きもの 

 ・久しぶりに広げた着物に生地が寄ってできたしわ、

  極端な折じわがあったら当て布をしてアイロンを優しくかけましょう。
 ・縮緬の生地が縮んだり、染みになったりする場合もありますので、

  スチーム、水気の扱いには注意しましょう。

 ・刺繍、箔(金箔 銀箔)、絞りなどの熱によって圧迫させないほうが良いものもあります。

 ・「きせ」(縫い目をかぶせてある)が掛かっているところや、

  袖口、襟元など端の部分はふんわりと始末がしてあります。

  きせを開いたりせず、また、ふんわりしたところは、やわらかくアイロンを当てましょう。

 

◎帯揚げ

 ・着物同様、ていねいにアイロンを掛けましょう。

  絞り、縮緬等は、必要以上にかけずにご使用になれると思います。

 

  着物のアイロンに関して、YouTubeなどでたくさん紹介してあります。ご参考にされてください。

  アイロンがけでの事故、着物の破損に関して、こちらでは責任を負えませんので、慎重にお取扱ください。

 

✿ 帯揚げの端の始末

 ・首回りを隠すのに、帯揚げをスカーフ代わりに使用しております。

  帯揚げには、絞り、縮緬、染柄の面白さなどがあります。

  ただし、帯揚げの端は、本来隠れるところですから、切りっぱなしになっています。

  襟元に隠す場合は、そのままでも良いのですが、

  外に出す場合は、端を折り返して縫っておくのをお勧めします。
  (私の場合、3つ折りの折り返し線は、きっちりアイロンを掛けています。)

✿ コーリンベルトの使い方

 ・YouTube「きもの服 2ばん!」のように、袖の長いものは、背中に袖を入れ、

  コーリンベルトで袖端をつなぎます。

  普通の袖の長さでも、入れた方が邪魔になりません。

 ・また、その上に洋装のコートを着るときも、袖をいれておいた方が着やすいです。

  (「きもの服」の上に着る場合は、ゆったり目のコートで。)

✿ 帯締め

 ・胸元の身頃(みごろ)を押さえるのに、ベルトまたは帯締めを使います。

  普段着として着る場合は1本でシンプルに。少しおしゃれ度を増すときは、2本、3本使いの時もあります。

 ・結び方も、本結びだけでなく、本結びより多く紐をくぐしたり、蝶結びをしたり自由に結んでいます。


着る順序

 1 着る着物とのコーディネートを考えて、着る前のお仕度を整えます。

 2 着物の衿中心のスナップボタンを留めます。糸でとまっているものなどいろいろあります。

 3 着物を羽織り、左右均等に着ます。
 4 左手に腰ひもの中心を持たせます。

 5 左右の衿先・下から15~20cmあたりを持って、左右に広げます。

 6 裾をちょうどよい高さまで上げます。

 7 左前になるように合わせ、柄の位置など良いところに調節します。

 8 左右の脇を締めて着物を押さえ、右手に腰ひもを持たせます。

 9 左右の紐を腰骨の上で一回りさせ、きつめに占めて結びます。

 

  【point:必ず腰骨の上できつめに!  

      上過ぎると緩みます。 下過ぎるとおトイレ時にくずれます。

  

  10  身八口(みやつぐち)から手を入れて上半身部分を整えます。

   襟先の角が右腰に出てしまうようなら、腰ひもに入れ込みます。

  11  身頃を押さえるように、腰回りにベルトか帯締めをして、バランスよく整えます。

  12  スカーフか帯揚げを使って、襟元の隙間を埋めます。